【すはだ屋】in 東京・自由が丘 エイジングケア&ヘッドマッサージ

心屋仁之助さんの本が本屋さんにたくさん並んでいました。
あまりによく目にするので、最新の1冊を購入してみました。
(本屋さんの策略にハマったとも言いますが(笑))

まだ読んでいる途中なのですが、興味深かったのがこの「歪んだレンズ」です。
「歪む」という字を改めて見ると「不」に「正」でまさしく「ゆがんでいる」と
いったイメージですね。

さて、この歪んだレンズについて次のように書かれています。
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「自分以外の他の人や物事であれば真実をきちんと見せてくれる。
 自分のこと、自分のかかわった出来事に関しては、真実よりも数倍も悪く、
 歪んだ姿で映しだす。」
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これに似たような会話を最近友人としていたことを思い出しました。
「周りの人の方が自分のことをよく知っていて、気付いていないのは自分だけ。」

この時は本田健さんの話を持ち出して話していました。
本田さんは「20代の頃、多くの成功者に「君は将来本を執筆するだろう」と言わ
れたけれど、その時はまったくわからなかった。でも、実際に書くようになった。
きっとあの人たちには見えていたのだろう。」と語っていました。

心屋さんのいう「自分のことは歪んで見える」というのは、そうでもあり、
そうでなくもあるように思いますが(理由を書くと長くなるので今回は省略します)、
他人の方が自分のことを正しく見えているのかも知れません。

また、心屋さんの本にこのような一文もありました。
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「相手が悪く言うのは、自分が自分のことを心の中で悪く言っているから。」
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例えば、「自分は人から見下される人間だ」と思っていたとしたら、
相手に見下されて「ほら、やっぱり」と納得したいのです。
もし相手にそんな様子が見えなければ、見下されるような言動をとってでも、
「ほら、やっぱり」と納得したいのです。
このように、相手がそんな風に思っていなくても、自分が納得するように
してしまうそうです。
最近そんなシチュエーションもTV番組で見たような。

心屋さん、さすがプロです。