【すはだ屋】in 東京・自由が丘 エイジングケア&ヘッドマッサージ

肩を前に丸めて両手を胸の前に持ってきて拳を握る。
なんとなく、ボクサーが戦う時の姿勢になりませんか?

このような姿勢をとるだけで人は戦闘モードに入る=交感神経が高まる
そうです。不思議ですよね。

交感神経が高まった時の状態。
例えば、ばったりライオンに出くわした時のことを想像してみてください。
とにかく早く逃げねば!
ということで、大きな筋肉に血液をたくさん送るために血管を収縮させて
手足の末端に余計な血液が流れないようにし、呼吸も早くなり、瞳孔は開き、
消化や便意などは後回しになる、といった状態になります。

血管を収縮して手足の末端に血液を流さないのは、戦った時に手足を負傷しても
出血が少なくて済むようにするため、という考え方もあります。
そうであれば、これまたよくできています。

さて、姿勢をとるだけで戦闘モードに入るならば、冷たくなった手足を
マッサージなどで温めて血流をよくすると、少しは副交感神経を高めることが
できるのでは?と思うのは私だけでしょうか。

手が温まるとホッとした気分になるのは、そういうことではないかと思うのです。
なんとなくイライラしているとき、手を温めてみませんか?