【すはだ屋】in 東京・自由が丘 エイジングケア&ヘッドマッサージ

今年は秋があっという間に過ぎ去った感がありますが、漢方での秋の養生法の
基本原則は「陰気(水分等)を養うことと、乾燥から身を守ること」です。

漢方(五行)では、秋は「肺」に対応しており、乾燥した気候は肺の陰気を損傷
しやすいと考えられます。

そのため、鼻の乾き、のどの痛み、咳、といった呼吸器系の病気や、口やのどが
渇く、肌が乾燥する、便秘をしやすいといった症状が出やすくなります。

したがって、秋の養生は乾燥を防ぎ肺を助けることが大切になります。

五行では秋は「白」に対応します。したがって、体内の陰気を養い潤いを与える
には「白」の食べ物が多くなります。
★白きくらげ、梨、白ごま、百合根、蜂蜜など

また、「酸甘化陰」といって、酸味と甘味の組み合わせも体に潤いをもたらすと
言われています。

しょうが(辛味)+蜂蜜(甘味)+レモン(酸味)で作った『しょうが湯』は風邪にも
よいですし、いかがでしょう?

食べ物にも意識して、体の内からもしっかり乾燥対策をしましょう。