【すはだ屋】in 東京・自由が丘 エイジングケア&ヘッドマッサージ

「丁寧に暮らす」とよく聞きますが、鈍感な私には意味がいまひとつわかりません。

でも、最近いろんな本を読んでいて「もしかしたらコレ?」と思ったことがあります
のでご紹介させてください。

人は1日の96%は無意識に行動しており、意識して行動しているのはたったの4%
だそうです。

例えば、歩くときに「踵をついて、指先の方に体重を移動させて親指から抜ける」
とか考えずに歩いていませんか?

食事の時に「箸はこの指で持って、つまむときは、こう動かして…」なんて考え
ることもあまりないですよね。

もっとひどいときは、お風呂で脚を洗いながら「あれ、背中洗ったっけ?」なんて
時もあります。

このように、無意識に行動していることは多いのです。
その間意識は全く違うところに行っています。
明日の仕事のことを考えていたり、過去の嫌な経験を思い出していたり、ケータイ
のゲームの中に入っていたり。意識は今以外の時空間をさまよっているというか。

つまり、「今ここにいない」のです。
歩いているときに「足の裏の感触はどうか」とか「こんな音が聞こえる」とか、
「まぶしく感じる」とか、今の自分を意識して感じることがないのです。

慌ただしい毎日ですが、1日のうちの数分でも、そんな風に意識して自分と向き合う
時間があってもいいなと思うのです。

そして、そんな時間が「丁寧に暮らしている」時間なのではないかと思うのでした。