【すはだ屋】in 東京・自由が丘 エイジングケア&ヘッドマッサージ

人に何かを期待すると、それが叶わなかったときにがっかりします。

例えば、親が子供に「部屋を片付けなさい」「勉強しなさい」といっても
ゲームに夢中になって動いてくれなかったり、夫に「ごみ出しておいて」
と頼んだのに捨ててくれなかったり。
そうすると「何で何度言ってもやってくれないの!」となります。
友人間、上司と部下との間でもこのようなことは起こっています。

ここで怒りがこみ上げてきたり、がっかりしたりするのは、「自分が人を
コントロールすることができる」「自分の言うことは正しい」という思い
を知らないうちに持っているからだそうです。

例えば「将来のことを考えると勉強した方がいいから勉強させなくては」
「私が頼んでいるんだからやってくれて当然」などという思いです。
相手のことを思って言っているつもりが、人をコントロールしようとして
いることになるなんて。

こんなとき怒ったり、がっかりしたりするのも疲れますよね。
ではどう考えればいいのか。

ラジオ番組に送った曲のリクエストハガキと同じように思っていればいい
そうです。読まれればラッキーで、読まれなくても当たり前の感覚です。
またハガキを送ろうとも思うかもしれませんね。

相手がそれをやるかどうかは相手が選択することなので強制できません。
であれば、相手がそれをやらなくてはと感じてくれるようにする必要が
あるのかも知れません。やらされてる感ではなく、自ら選んでやってる感。

「あらあの子、何をやらせても長続きしなかったのに、自分でやりたいと
言い出したこのスポーツだけは長続きしてるのね。」
なんてこともよくあります。

何事も自発的に行うことが必要なのですね。

そのためには、相手の話をよく聞き、違いを受け入れ、交渉する。
最初は大変そうですが、これも慣れでしょうか?