最近選択理論心理学について書かれている本を読みました。
それによると、人間の基本的欲求は次の5種類あります。
1. 愛・所属の欲求
2. 力・価値の欲求
3. 自由の欲求
4. 楽しみの欲求
5. 生存の欲求
5つの欲求と言えばマズローを思い出す方が多いのではないでしょうか。
1. 生理的欲求(Physiological needs)
2. 安全の欲求(Safety needs)
3. 社会的(愛と所属の)欲求(Social needs / Love and belonging)
4. 承認(尊重)の欲求(Esteem)
5. 自己実現の欲求(Self-actualization)
なんとなく似ているような気もしますが、前者は「人はすべてを持っていて、
その大きさは人により異なる(遺伝的)」としているのに対し、後者は
「人は低次の階層の欲求を満たすとより高次の階層の欲求を満たそうとし、
どの段階にいるかは人により異なる」としているところが違います。
いずれにせよ、人によってそれぞれの欲求の大きさが異なるので、
他人と接するときには、
・傾聴する(耳を傾け、相手の話をよく聞く)
・違いを受け入れ尊重する
・違う部分を交渉する
といったことが必要ですね。
意識していても難しそうですが、がんばる価値はありそうです。