少し遠回りしましたが、話を「シミとプラセンタ」まで戻します。
以前、プラセンタエキスのシミに対する効果は4つあるとご紹介しました。
(1)ターンオーバーの促進
(2)チロシナーゼ活性阻害
(3)悪玉酸素の除去
(4)抗炎症効果
以下、順番にご説明します。
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(1)ターンオーバーの促進
プラセンタエキスは細胞分裂を促進したり、新陳代謝を促進する働きがあります。
これによりターンオーバーを促進して表皮内のメラニンを体外に排出します。
(2)チロシナーゼ活性阻害
プラセンタエキスはチロシナーゼの働きを抑えます。
これによりメラニン色素の生成を防ぎます。
(3)悪玉酸素の除去
紫外線を浴びたり、ストレスを感じたりすると体内に活性酸素ができます。
活性酸素は体に様々な害を及ぼすのですが、その1つにメラニン色素の生成を
促進する働きがあります。
プラセンタエキスは体内の活性酸素を取り除く働きがありますので、メラニン
色素の過剰な生成を抑えることができます。
(4)抗炎症効果
傷口がシミになって残ってしまった、などという経験はありませんか?
炎症が起きると様々な物質が細胞から放出されますが、その中にメラニンを
生成する細胞を刺激する物質があり、色素沈着を起こすことがあります。
プラセンタエキスは炎症を抑える働きがありますので、メラニンの過剰な生成を
抑えることができます。
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以上、できてしまったシミへの対処方法をご紹介してきましたが、
やはりなんといってもシミは予防が大切です。
日々のお手入れでシミができにくい肌にしておきたいですね。
佐伯先生がよくお話しされている「干物理論」をご存知ですか?
ご存知ないですか…。では近々そのお話もさせてください。