【すはだ屋】in 東京・自由が丘 エイジングケア&ヘッドマッサージ

友人との会話の中で、私が何気なく口にした「1ヶ月前の自分は他人」
という言葉。
これが友人にとてもヒットしてしまい、ぜひコラムに書いて欲しいと
リクエストをいただきました。

 
「1ヶ月前の自分は他人」とは、私が以前いた業界では普通に使われていた
のですが(と思っていたのですが)、もしかしたら私がいた近辺だけだった
のでしょうか?(汗)

 
以前はITに関わる仕事をしていて、プログラムを書いたりしていました。

開発の途中で、自分が書いたプログラム(ソースコード)に問題がないか
チェックするステップがあります。
本来ならば他人にチェックしてもらう必要があるのですが、それができない
状況にある場合は自分でチェック(セルフチェック)することになります。

自分で書いたコードをチェックすると見落としが発生しやすくなるのですが、
3週間から1ヶ月も経つと他人が書いたコードのように見えるのでセルフ
チェックでも効果がある。
そんな状況を言い表すときに使っていました。

 
友人は以前翻訳の仕事をしていて、その時に読み直しは少し時間を置いて
するとよいとアドバイスされたり、実際に1ヶ月前の自分の翻訳を見て
「こんなに的確な訳を私がしたとは!」と感心したりした経験があって、
それがまさしく「1ヶ月前の自分は他人」という言葉が言い表している
そうです。

「あの状況をひと言で表現する言葉があったなんて!」ととても感激して
くれました。

 
業界が違うと使う言葉も違うのですね。
なかなか興味深いです。

でも、確かにいろんな状況で使えそうな言葉です。

あっ、悪いことには使わないでくださいね!