「美肌」という言葉をよく聞きますが、そもそもどういう意味なのでしょう?
美しい肌の基準というのはあるのでしょうか?
などと、急に疑問に思いました。
個人的には「美肌=健康な肌」だと思っています。
健康な肌というのは、肌本来の機能が正常に働いている肌です。
でも、自分の肌が健康かどうか、どうすればわかるのでしょう?
そんな風に考えていたら、佐伯チズ先生に教わった「う・な・は・た・け」チェックを
思い出しましたのでご紹介します。
「う・な・は・た・け」とは、それぞれ次の言葉の頭文字です。
「う」…うるおい
「な」…なめらかさ
「は」…ハリ
「た」…弾力
「け」…血色
佐伯先生は「手はお手入れの最高の道具」とおっしゃっていますので、チェックも「手」
があればできます。
全部ご紹介すると長くなるので、今回は「う」だけご紹介しますね。
<<「う」るおいのチェック>>
●チェック内容
肌の水分量が足りているかチェックします。
肌の水分量は15〜20%が理想的だと言われています。
●チェック方法
(1)両頬を両掌で覆います。(「ムンクの叫び」のような感じで、耳ではなく頬を覆う)
このとき、親指は耳下腺(耳たぶの付け根付近)にあてます。
(2)小指側からゆっくりと頬から離します。
このときに、手の平が頬に吸い付くような感じであれば水分量が足りています。
時々開催している「ローションパック講座」では、ローションパックの前後で「う」
のチェックを行っていただきます。
ラップを使って10分ほどローションパックを行っていただくのですが、パック後の
チェックでは、みなさん手の平が頬に吸い付くようになります。
この時の肌には、水分が20%以上含まれています。
簡単な目安になると思いますので、ぜひお試しください。