「虫歯のある人はガンになりにくい」と先日のセミナーでお話がありました。
アメリカ医師会の雑誌で、「虫歯のある人は発ガンリスクが68%低下する。
歯周病(歯槽膿漏など)のある人はガンの確率は上がる」との報告があった
そうです。
虫歯で低下? 私の感覚としては、不思議です・・・。
つまりは、虫歯の菌と歯槽膿漏の菌では免疫反応が違うからだそうです。
虫歯菌であるミュータンス菌はTh1細胞(ウイルスや細菌に反応)を活性化し、
歯槽膿漏の菌はTh2細胞(アレルギー反応)を活性化します。
Th1は発ガンを抑制し、Th2はが発ガンを促進する。
だから虫歯菌があると発ガンリスクが低下するのだとか。
虫歯になるほどの虫歯菌はよくないので、お口の中はちゃんとケアし、
虫歯は治療しましょう。
そして、歯周病にはならないように気をつけましょう。とのことでした。
最近アレルギーの子供が多くなりましたが、その対策と同じで、Th1を増やす
ために、小さい時にどろんこ遊びをさせましょう!とのことでした。
人間はいろんな菌と共存しているのですね。。