今読んでいる本は若返りを科学的に解説しているものなのですが、
なかなか面白いのでご紹介していきたいと思います。
(藤田紘一郎さんの著書です。)
その本の中に出てくるのですが、
南デンマーク大学で老化の研究をしているC.クリステンセン教授は
「見た目が老けている人は、実際の寿命も短い」という研究結果を
発表されたそうです。
双子913ペアの写真を撮り、それぞれ何歳に見えるかをアンケートし、
その後追跡調査をした結果、実年齢より老けて見えた人の方が、
早く死亡していることが分かったそうです。
長い期間をかけて実験されたのですね。
そういえば、神戸大学名誉教授の市橋先生は、「見た目の老化」を
決める医学的なポイントは、次の5つあるとおっしゃっていました。
(1)目尻のシワ
(2)下まぶたのシワ
(3)ほうれい線
(4)口元のたるみ
(5)顔全体が落ちる
確かにこれらが揃うと…。
そして、老け顔の人は全身(体の中)の老化も早いそうです。
ということは、全身の老化が顔に出ると考えた方がいいようですね!
藤田先生によると、若さを保つための3つのキーワードは、
(1)適度に体を動かす
(2)バランスの取れた規則正しい食事(だらだら間食はNG)
(3)社会参加で人とのつながりから刺激を受ける
だそうです。
顔だけを意識するより、心身すべての健康に気を配りたいですね。