老化現象の表れとされる高血圧、糖尿病、骨粗しょう症、老眼、頻尿、
シミ・シワ、不眠などの諸症状・疾病などは、これまた「体の乾燥」が原因と
なって発生しているそうです。
たとえば「高血圧」。
高血圧の薬としてよく利尿剤が使われますが、これは高血圧の原因とされる
血液中の塩分と水分を一緒に排泄することが目的なのだそうです。
塩分とともに余分な水分を排出することにより、体の乾燥を防ぐ結果、血管の
弾力性が取り戻され、血液の流れがよくなります。
細胞の乾燥は筋肉の減少とも関係しています。
筋肉のしっかりした下半身には多数の毛細血管が走り、血液を下半身に集めて
頭寒足熱の状態を作ります。
しかし、下半身が衰えると、筋肉にあった毛細血管も減少し、血液は必然的に
上半身へと集中してしまいます。
そうなると、血圧は上半身で計るので血圧が上昇することになります。
高血圧対策で必要なのは、余分な水分を排泄して体(細胞)の乾燥を防ぎ、
さらに下半身の筋肉を鍛えることで頭寒足熱の状態をつくることなのですね!
高血圧に限らず、美容と健康のためにも体の乾燥を防ぎ、下半身を鍛える
ことは大切なことです。
目指せ頭寒足熱!