最近外を歩く時は、木々を見るようにしています。
そうやってみて初めて、駅に向かう道に何種類かの木々が植えて
あることに気がつきました。もう長年住んでいるのですが・・・・。
季節ごとに花をつけるサツキやあじさいには気付いていましたが、
花をつけない木も季節ごとに装いを変えていたのかも知れません。
私はいったい何をしていたのでしょう?(笑)
思い起こすと、いつもあれやこれやと考え事をしていました。
「今日はあれをして、これをして。あ、そうそう、あれも。」
「どうしてあれはうまくいかなかったんだろう。今日はこうして
みよう」
「あのメールにどうやって返信しようかな」
といった具合に。
歩きながら考えるとアイデアが浮かぶことが多い気がしていて、
考えるために散歩することもよくありました。
周りの景色を楽しむためだけに散歩するなんてことは一度もなかった
ような。。
とにかく、いつも頭の中でおしゃべりしながら歩いていました。
そうなると、全く周りは見えていないので、駅前の木々は私の中では
存在しないも同然でした。
考えてみると、いつも考え事をしているというのは、ずーっとひとり
の世界にいることで、なんとなく自然と調和していない感じがします。
だからしばらくは、外を歩く時くらいは頭の中のおしゃべりをやめて、
意識して植物や空を見るように心がけています。
気を抜くとすぐにおしゃべりが始まるのですが(汗)
駅前の通りに朝顔の種が植えてあったようで、ツルがのび始めました。
今はその成長を見るのが楽しみです♪
きっと数ヶ月前であれば花が咲いてやっと気付いていたことでしょう。
少し進歩?です。