【すはだ屋】in 東京・自由が丘 エイジングケア&ヘッドマッサージ

今回は睡眠について改めて考えてみたいと思います。

睡眠とは、重力に逆らい2本足で昼間活動していた人類が疲れをとるために
横になって眠る時間です。

重力の影響は大きく、その影響を解除しなければ骨髄の造血機能が働かなく
なります。

眠っている間は副交感神経が優位になり、成長ホルモンが最も多く分泌され、
 ・細胞の成長や修復を行ったり、
 ・脂肪を分解したり、
 ・免疫力を高めてウイルス等の体内への侵入を防ぐ
働きをしています。

 
睡眠の種類にはノンレム睡眠とレム睡眠があります。
・ノンレム睡眠=脳の眠り、進化した睡眠
  発達した大脳を休めるための眠り
・レム睡眠=体の眠り、原始的な睡眠
  眠っている時に眼球が素早く動くのが特徴

 
 
ノンレム睡眠中には成長ホルモンとサイトカインが分泌されます。
レム睡眠中にはコルチゾールが分泌されます。

成長ホルモンは子供の成長にとって重要なホルモンですが、大人に
とっても体の修復に欠かせません。

成長ホルモンの役割:
 ・たんぱく質や骨などを合成する働きを促進
 ・疲労回復
 ・リンパ球の働きを活発にさせて傷を修復
 ・肝臓細胞の再生
 ・細胞の活性化による、体全体のダメージを回復する

コルチゾールの役割:
 ・睡眠中のエネルギー供給のために脂肪を燃やす
 ・肝臓にあるグリコーゲンを分解してブドウ糖にし、血糖値を高める

脂肪燃焼してくれるということは、逆に睡眠不足だと肥満になりやすい
ということです。
そして、血糖値を高めてくれるおかげで、朝起きてすぐに活動できる
ようになります。

 
不規則な就寝時間や浅い睡眠はホルモンの分泌時間や量を乱し、働きを
低下させ、体温調節ができなくなります。

成長ホルモンは22時ごろから活発になり2~3時頃ピークを迎えるので、
遅くとも午前0時までに入眠したいものです。

 
それができれば苦労しないという声も聞こえてきそうですが・・・。

 
今回は睡眠についての復習でした。