【すはだ屋】in 東京・自由が丘 エイジングケア&ヘッドマッサージ

引き続き、夏の養生法(病気にならないよう、生命力・自然治癒力を高める法)
をご紹介していきます。

ポイントは「暑さ対策」「消耗対策」「冷え対策」、そして「湿気対策」です。

 
(1)暑さから身を守り、こまめな水分補給
 とにかく暑い!そして汗をかくことにより体内の水分が失われます。
 暑さから身を守る対策をしてください。
  ・日よけ、熱よけ(帽子、日傘 などを利用する)
  ・体を冷やす(水分をこまめに摂る、清熱作用のある食べ物を摂る)

 <水分補給のポイント>
  ・早めの補給(喉が渇いたと思った時はすでに細胞は水分不足です)
  ・飲み過ぎに注意(一気に大量ではなく、少量をこまめに)
  ・食事中は水を控えめに(食事中に水を飲むと消化液が薄まり、胃に
              負担がかかります。飲みすぎないように)
  ・お茶かミネラル水を(糖分を含むものは避けましょう)

 <清熱作用のある食べもの>
  ・苦瓜、緑豆など

 
(2)消耗対策
 体を消耗させないように、水分と栄養をしっかり摂り、休息も取りましょう。
  ・水分をこまめにとる
  ・栄養を摂る(うなぎ、玄米、苦瓜など)
  ・休む(昼寝は消耗した気を回復させるのに有効)

 また、夏は人体の陽気が盛んになるため、陰の力が弱まります。
 陰を補う食べ物を多くとりましょう。
  ・陰を補う食べもの(粥 など)

 
(3)冷え対策
  ・冷たいものを摂り過ぎない(薬味を上手に使いましょう)
  ・冷房で冷やしすぎない(特に首・腰・足首)

 
(4)湿気対策
 土用(長夏)の頃は、高温多湿の日が続きます。汗をかいても乾きにくく
 「湿邪」の影響を受けやすくなります。湿気対策をしっかりとしましょう。
  ・風通し(空気の入れ替え、布団を干す)
  ・水回りを清潔にする
  ・大便・小便を出す(体内の水回り)

 <利水作用のある食べ物>
  ・スイカ、キュウリなど

 
日本の夏と言えば湿度が高いですよね。想像しただけでも蒸し暑い!(笑)
体内の水分を排出しなければ新しい水分が細胞に届きません。
キュウリなど利水作用のある食べ物を利用して体内の古い水分を排出し、
新しい水分を取り入れるようにしましょう。